読み方 : きどうドライブ
起動ドライブ【ブートドライブ】boot drive
別名 :起動デバイス/ブートデバイス/boot device
概要

コンピュータに内蔵あるいは接続されたハードディスクやSSD、光学ドライブ、USBメモリなどのストレージのうち、OSが導入済みで本体起動時にOSの読み込みに用いられるものを指す。一般的にはOSをインストールした内蔵SSDやハードディスクがこれに当たる。
コンピュータに電源が投入されると、まず主基板(マザーボード)上のファームウェア(BIOSやUEFIなど)が起動し、設定された優先順位に従って起動ドライブを探索する。見つかった起動ドライブからブートローダを読み込んで実行し、ブートローダがOS本体をメインメモリへ読み込むことでOSの起動が開始される。
複数のストレージが接続されている場合は、BIOS/UEFIの設定画面から利用者が起動順位を指定あるいは変更できる。例えば、光学ドライブを優先する設定にしておけば、OSのインストールディスクが挿入されているときはそこから起動し、何も挿入されていなければ内蔵ストレージへ処理から起動OSを探す、といった流れを指示できる。多くのコンピュータでは、電源投入時に特定のキーを押すことで起動ドライブをその場だけ選択できるブートメニューも利用できる。
近年では、OSの新規インストールや修復作業の際、USBメモリに起動可能なインストールメディアを作成して一時的に起動ドライブとして指定する方法が広く用いられている。また、ネットワーク上のサーバから直接OSを読み込む「ネットワークブート」と呼ばれる仕組みも存在する。起動ドライブの設定を誤ると、コンピュータがOSを見つけられずエラーが発生するため、構成を変更した際にはBIOS/UEFIの設定を見直す必要がある。
(2026.7.6更新)