Rufus 【The Reliable USB Formatting Utility, with Source】

概要

Rufus(The Reliable USB Formatting Utility, with Source)とは、USBメモリをオペレーティングシステム(OS)の起動が可能なメディアにするソフトウェア。オープンソースソフトウェアとして配布されている。

USBメモリを指定のファイルシステムでフォーマットし、OSイメージを複製して起動可能(ブータブル)な状態にすることができる。できたUSBメモリをコンピュータに差し込んで起動ドライブに指定して起動すると、記録されたOSを起動することができる。

Windowsの場合はシステムの機能を用いてOSをインストールする際に起動するためのISOイメージを作成することができ、USBメモリからWindowsのインストールを開始することができる。Linuxの場合はOS自体を起動するISOイメージを作成でき、USBメモリのみでLinuxを起動して利用することができる。

MS-DOSやFreeDOSの起動メディアを作成することもでき、BIOSアップデートなどハードウェアに対する操作を行う際に便利である。フォーマット可能なファイルシステムはFATFAT32exFAT、NTFS、UDFReFSなどとなっており、起動モードはBIOSとUEFIから選択することができる。

(2024.1.25更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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