ローカルストレージ 【local storage】
概要
ローカルストレージ(local storage)とは、現在操作している手元のコンピュータに内蔵あるいは直に繋がれたハードディスクやSSDなどの外部記憶装置(ストレージ)のこと。また、その中に設けられた特定のソフトウェアのためのデータ保存領域。ネットワークを介して他のコンピュータ上のストレージ装置を利用できる状況で、利用者が操作しているコンピュータに直接接続されたストレージ装置や、その中の記憶領域を指す用語として用いられる。
これに対し、遠隔地のサーバなどに設けられ、手元のコンピュータからネットワークを介してアクセスできるようになっている記憶装置や記憶領域のことを「リモートストレージ」(remote storage)という。
リモートストレージのうち、ファイル共有機能などで別のコンピュータ上の記憶領域を利用できるようにしたものは「共有ストレージ」(shared storage)、クラウドサービスとして提供される記憶領域は「クラウドストレージ」(cloud storage)とも呼ばれる。
WebブラウザのlocalStorage
Webページで取り扱うデータをWebブラウザの動作しているコンピュータの記憶装置に永続的に保存する仕組みの一つに「localStorage」がある。「Web Storage」規格で定められたAPIの一つで、Webページ上で動作しているJavaScriptなどのプログラムが扱うデータをコンピュータ上の専用の保存領域に記録することができる。
(2024.1.24更新)