サインアウト 【sign-out】 サインオフ / sign-off

概要

サインアウト(sign-out)とは、自分の身元情報に基づいて利用していたシステムに、通信の切断や利用終了を申請すること。逆に、コンピュータに自分の身元を示す情報入力し、接続や利用開始を申請することを「サインイン」(sign-in)という。

システム自身の終了や、サービスからの退会・資格情報の削除などとは独立した概念であり、利用者が自身の身元や権限に基づくシステムの利用を一旦終了することを申し出ることを指す。アカウント削除と混同している人がいるが、ネットサービスの場合はサインアウトしても自身が過去に入力した情報などはそのまま残り続ける。

サインアウト後の操作画面には再びユーザー名やパスワードなどの資格情報の入力を促すサインイン画面が表示されることが多く、これらを入力してサインインを申請すれば、再度利用を開始することができる。一定時間操作がわれないと自動的にサインアウトさせされるシステムサービスなどもある。

ログオフ」(logoff)あるいは「ログアウト」(logout)と同義だが、より最近になって普及した用語であり、特にネットサービスやスマートフォンアプリなどで好まれる表現である。

(2019.3.28更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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