ファンクションキー 【function key】 F1~F12キー / PFキー / Programmable Function key
概要
ファンクションキー(function key)とは、コンピュータのキーボード装置に配置されたキーのうち、「F1」などの“F”と数字の刻印されたキーのこと。F1からF2、F3…と順番に並んでおり、ソフトウェアの規定する特定の機能を呼び出す際などに用いられる。ほとんどの標準キー配列ではキーボードの最上部に横一列にファンクションキーが並んでいる。左端(通常はEscキーの右隣)がF1キーとなっており、キーボードの大きさに応じてF10~F15程度まで並んでいることが多い。
他の多くのキーとは異なり、どのファンクションキーも特定の文字や記号の入力、機能の呼び出しなどには固定的に対応付けられていない。どのキーを押すと何が起きるかは現在操作しているソフトウェアによって規定され、よく使う機能を素早く呼び出すために利用されることが多い。
機能の割り当てはソフトウェアごとに異なるが、慣用的に多くのソフトで共通している機能もある。F1キーでヘルプ表示、F3キーで検索、F5キーで表示更新などである。
Fnキー
ノートパソコンなどのキーボードの手前(下)側などにある「Fn」と刻印されたキーのこともファンクションキーということがある。
他のキーと同時に押すことで働きを変更する修飾キー(modifier key)の一種で、Fnキーを押しながらF1キーなどを押すことで、音量の上げ下げや液晶の明るさの調整、画面出力先の切り替えなど、主にハードウェアの状態や設定の変更を直接行うことができる。
Fnキーを備えたキーボードでは、各ファンクションキーなどの上面の隅に通常とは別の色で、Fnキー押下時の動作が小さなアイコンなどで記されている。
(2019.7.27更新)