セットアップ【setup】
概要
セットアップとは、機器やソフトウェアを実際に使用できる状態に整えるための一連の作業のこと。パソコンの場合は本体や周辺機器の設置・配線から、オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションの導入、初期設定までを含む工程を指す。ソフトウェアの場合は「インストール」とほぼ同義に用いられることもある。

ソフトウェアのセットアップでは、配布パッケージから必要なファイルをストレージに複製し、システムへの登録や初期設定を行う。この処理は「インストーラ」と呼ばれる専用プログラムが自動的に実行することが多く、利用者はインストール先フォルダの指定や使用許諾への同意といった操作を求められる程度で済む場合が多い。
プリンタやネットワーク機器など周辺機器のセットアップは、機器本体の物理的な設置やパソコンへの接続、パソコン側へのデバイスドライバや専用ソフトウェアの導入、通信設定などを含む。近年ではOSが機器を接続すると自動認識する仕組みが普及しており、ソフトウェア上での設定作業がほぼ不要になるケースも増えている。
パソコン本体のセットアップでは、電源投入後に言語・地域の選択、ネットワーク接続、利用者アカウントの作成、更新プログラムの適用といった手順を経て使用可能な状態になる。スマートフォンやタブレットでも、初回起動時の一連の登録作業をセットアップと呼ぶ。企業環境では、利用権限の設定やデータベース接続情報の登録など、環境固有の調整を伴う場合もあり、大規模なシステム導入では「キッティング」や「構成管理」といった言葉が使われることもある。
(2026.5.27更新)