論理ディスク 【logical disk】 論理ドライブ / logical drive
概要
論理ディスク(logical disk)とは、ハードディスクやSSDなどのストレージ装置を論理的に分割あるいは結合し、物理的な構成とは独立にオペレーティングシステム(OS)から見て一台のストレージとして振る舞うようにしたもの。一台のストレージ装置の内部を複数の区画(パーティション、ボリュームなどと呼ばれる)に分割し、それぞれを独立した一台の装置のように扱うことができる仕組みを論理ディスクということがある。OSのストレージ管理機能などではこの意味で用いられることが多い。
これとは逆に、複数のストレージ装置を束ね、あたかも大容量の一台の装置であるかのように振る舞わせる仕組みのことを論理ディスクということもある。RAID(ディスクアレイ)管理システムなどではこちらの意味で用いることが多い。
「論理ディスク」「論理ドライブ」と対比する文脈で、物理的な一台一台のストレージ装置のことを「物理ディスク」「物理ドライブ」と呼ぶことがある。
(2023.9.13更新)