グラフィックドライバ 【graphics driver】 ビデオドライバ / video driver / ビデオカードドライバ

概要

グラフィックドライバ(graphics driver)とは、ビデオカードCPU内蔵ビデオなど、コンピュータグラフィック機能をオペレーティングシステム(OS)から制御するのに必要となるソフトウェアハードウェアの製造元から提供される。

コンピュータで画像処理をったりディスプレイ装置で画面出力をうには、専用のビデオチップを搭載した拡張カードビデオカード)か、チップセットCPUなど他のICチップに統合・内蔵されたグラフィック機能が必要となる。

オペレーティングシステム上でその機能を呼び出して利用できるようにするために必要なデバイスドライバがグラフィックドライバで、ハードウェアとしてグラフィック機能が存在しても、適切なドライバが導入されていなければ正しく機能を利用することはできない。

グラフィックドライバはグラフィックス機能を提供するチップの開発元がOSの種類やバージョンごとに開発して配布している。著名な機種ではOSに同梱されていたり、アップデートプログラムなどに含まれている場合もあるが、利用者が自分でWebサイトなどからダウンロードして導入してもよい。

単体のGPU製品を搭載している機種では米NVIDIA社や米AMD社などGPUメーカーのものを、CPU内蔵の機能を利用する場合は米インテルIntel)社やAMD社などCPUメーカーのものを利用する。コンピュータメーカーやマザーボードメーカーなどが自らのWebサイトなどを通じて配布している場合もある。

(2022.1.2更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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