カーネルモード 【kernel mode】 特権モード / privileged mode / スーパーバイザモード / supervisor mode

概要

カーネルモード(kernel mode)とは、マイクロプロセッサ(CPU/MPU)の実行モードの一つで、すべての命令を制限なく実行できるモードオペレーティングシステム(OS)の中核部(カーネル)が動作するモードとして設計・想定されているためこのように呼ばれる。

現代的な設計プロセッサは複数の動作モードを持っており、すべての機能や命令を無制限に使用できるカーネルモードと、何らかの制約が加えられているユーザーモード(製品によって他の呼称で呼ばれることもある)に分かれている。

カーネルモードはOSカーネルなどコンピュータの資源やソフトウェアの制御や管理をソフトウェア実行モードで、ハードウェアへの直接アクセスなどユーザーモードでは制限されている動作もうことができる。アプリケーションソフトなど利用者が直接触れるプログラムのほとんどはユーザーモード実行される。

(2020.8.23更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる