プリンタドライバ 【printer driver】

概要

プリンタドライバ(printer driver)とは、コンピュータからプリンタに接続して印刷するために必要な制御用ソフトウェア。利用者が直接操作するものではなく、オペレーティングシステム(OS)に組み込んでアプリケーションソフトから処理を依頼する。

OSにハードウェア制御の機能を追加するデバイスドライバの一種で、通常はプリンタの機種ごと、および、OSの種類ごとに固有のものが必要となる。一般的なOS向けのものは製品購入時に本体に添付されたDVDなどに標準で添付されていることが多い。

標準添付のドライバが使用できない場合、古い機種だとOSに同梱されていることがあるほか、メーカーやOS開発元のWebサイトやオンラインのドライバ管理システムなどを通じて入手・導入できる場合がある。

あまり有名でないOS向けのドライバはメーカーが開発・提供していないこともあるが、有志の開発者が非正規のドライバを開発して配布している場合もあり、メーカーのサポートなどは受けられないものの、使用することはできるようになる。

(2020.1.17更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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