メモリアロケーション 【memory allocation】 メモリ確保 / メモリ割り当て

概要

メモリアロケーション(memory allocation)とは、コンピュータプログラム実行時データの保存などに必要なメモリ領域を確保すること。プログラムが必要とする容量をオペレーティングシステム(OS)に要求し、メモリの空き領域の中から割り当てを受ける。

プログラムコンピュータ実行する際には、プログラム自体(コード)を記録しておくメモリ領域と、プログラムが操作するデータを記録するための領域、処理の過程で一時的に必要なデータの読み書きをうための領域などが必要となる。実行に必要なメモリ領域を割り当てることをメモリアロケーションという。

コンパイル実行ファイル作成)時に必要な容量が確定し、実行時の最初に固定的に領域を確保して終了時まで解放しない方式を「スタティックメモリアロケーション」(静的メモリ確保)、実行開始後に必要な容量をOSに伝えて割り当てを受け、不要になったら解放して空き領域に戻す方式を「ダイナミックメモリアロケーション」(動的メモリ確保)という。

(2024.9.11更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる