常駐プログラム 【resident program】 常駐ソフトウェア / 常駐アプリケーション

概要

常駐プログラム(resident program)とは、OSの起動時などに自動的に実行され、常に動作し続けるソフトウェアのこと。画面表示などをまったくわず利用者が直接操作しないものと、特殊な領域に小さく表示され、様々なソフトウェアの使用中に横断的に操作されるものがある。

多くの利用者に馴染み深いものとしては、IME日本語入力システム)や画面表示設定、音量調整、アンチウイルスソフトメッセンジャーなど、画面の隅などに常に小さく表示され(あるいは普段は隠されているがシステムメニューなどからアクセスでき)、他のソフトウェアの使用中に起動して操作するものがある。

また、システムの一部として特定の機能を提供するため、OSの機能を利用してシステム上に常駐するプログラムもある。Windowsでは「サービス」(service)、UNIX系OSでは「デーモン」(daemon)と呼ばれるもので、OSに最初から内蔵されているものと、後からソフトウェアの一部として組み込まれるものがある。外部にデータや機能を提供するサーバソフトウェアなどはこの形でOS上に待機することが多い。

(2018.10.3更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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