読み方 : じょうちゅうプログラム
常駐プログラム【resident program】常駐ソフトウェア/常駐アプリケーション
常駐プログラムとは?
オペレーティングシステム(OS)の起動時などに自動的に実行され、利用者が明示的に操作しなくても常に動作し続けるプログラムのこと。ハードウェアの制御や外部からの要求への対応などを行うものが含まれる。

常駐プログラムは大きく分けて二種類ある。一つは画面上に何も表示せず、利用者が直接操作することなくバックグラウンド状態で特定の処理を継続して実行し続けるものである。システムの状態監視やハードウェア制御、ネットワーク通信の管理などを行うプログラム群がこれに当たる。
もう一つは、タスクトレイやメニューバーなど画面の隅にアイコンとして常駐し、他のソフトウェアの使用中でも横断的に呼び出して操作できるものである。日本語入力システム(IME)、音量調整、アンチウイルスソフト、クラウドストレージの同期ソフト、メッセンジャーアプリなどの例があり、普段はアイコンとして収納されているが、必要に応じてすぐに操作できる状態を保っている。
OSの機能を利用してシステム全体にサービスを提供する常駐プログラムもある。Windowsでは「サービス」(service)、LinuxなどのUNIX系OSでは「デーモン」(daemonと呼ばれるプログラム群である。OSに最初から組み込まれているものと、後からインストールしたソフトウェアが追加するものとがある。Webサーバやデータベースサーバのように外部からの要求を常時待ち受けるサーバソフトウェアは、この形でOS上に待機するのが一般的である。
常駐プログラムは動作中にメモリやCPUなどのシステムリソースを継続的に占有・消費する。不要なものが多数起動していると、OSの起動時間の増加やアプリケーションの動作速度の低下を招く場合がある。Windowsにはスタートアップの設定やサービスの管理画面があり、常駐プログラムの有効・無効を制御できる。
関連用語
他の辞典等による「常駐プログラム」の解説 (外部サイト)
資格試験などの「常駐プログラム」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【平25春 問66】 PCの起動時に動作するプログラムの種類をBIOS(Basic Input Output System)、OS、常駐アプリケーションプログラムの三つに大別した場合、これらのプログラムを実行される順に並べたものはどれか。