デフォルトアカウント 【default account】

概要

デフォルトアカウント(default account)とは、コンピュータシステムソフトウェアの利用権(アカウント)のうち、利用者が特に操作、指示などしない場合に自動的に選択されるもの。

電子メールソフトなどに複数のアカウント情報を登録して場面に応じて切り替えて使用している場合などに、特に指定がないときに優先的に利用されるアカウントのことをデフォルトアカウントという。

また、コンピュータの起動時に自動的に実行されるソフトウェア常駐ソフトデーモンサービスなど)がある場合に、特に管理者による指定や変更がないときに利用するようあらかじめ設定されたアカウントのこともデフォルトアカウントという。

オペレーティングシステムOS)などの導入時に最初から用意されている管理者アカウントゲストアカウントなどのことをデフォルトアカウントと呼ぶ例も見られるが、これは一般的には「ビルトインアカウント」(built-in account)という。

(2020.7.2更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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