IOPS 【Input/Output Per Second】 I/O毎秒

概要

IOPS(Input/Output Per Second)とは、ハードディスクSSDなどのストレージ(外部記憶装置)の性能指標の一つで、ある条件の元で1秒間に読み込み・書き込みできる回数のこと。

1回の読み書きにかかる時間の逆数で、IOPSのが高いほど高速にデータの読み書きができることを表す。ハードディスクの場合は平均アクセス時間シークタイム+回転待ち時間)とデータ転送時間の和の逆数となる。

装置の特性により、読み込み(リード)か書き込み(ライト)か、シーケンシャルアクセス(連続した領域にアクセス)かランダムアクセス(飛び飛びに様々な領域にアクセス)か、転送するデータの量がどれくらいかによって1回の動作に要する時間が異なる。

このため、実用上は「4KBランダムライトIOPS」のように計測条件を明示することが多い。この例では、4キロバイトデータを装置内の不連続な箇所に飛び飛びに書き込む動作をった際のIOPSを表している。

(2020.1.9更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる