ディスク使用率 【disk usage】

概要

ディスク使用率(disk usage)とは、コンピュータストレージ装置が、単位時間あたりに記憶媒体(メディア)に読み書き動作をっている時間の割合。媒体の記憶容量に対する記録済み領域の割合を指す場合もある。

コンピュータではソフトウェアの動作に伴ってストレージへのデータの読み込みや書き込みがわれるが、ある時間幅のうちにストレージ装置が駆動して読み書き動作をっている時間の割合をディスク使用率と呼び、パーセンテージで表す。

Windowsではタスクマネージャーでディスク使用率の現在値や直近の変遷を確かめることができる。ディスク使用率が継続的に100%になる場合は、ソフトウェア側からのアクセス要求に対して装置側の処理がまったく追いついておらず、ソフトウェア側の処理が停滞して待たされる状態に陥っている可能性が高い。

特に、仮想メモリスワップ処理が原因で100%になっている場合は、ソフトウェアが特にファイルの処理などをしなくても継続的にディスクアクセスが発生し続けるため、いくつかのソフトウェアを終了して占有していたメモリを解放するなどの措置を取らなければいつまでも使用率100%状態が継続してしまう。

(2021.12.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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