リモートストレージ 【remote storage】

概要

リモートストレージ(remote storage)とは、コンピュータデータを書き込み・読み出しできる外部記憶装置(ストレージ)のうち、コンピュータから離れた場所にあり、通信ネットワークを通じてアクセスすることができるもの。その中に設けられた特定のソフトウェアのためのデータ保存領域を指す場合もある。

データを永続的に保存するストレージのうち、利用者の手元のコンピュータから直接読み書きできる装置や領域を「ローカルストレージ」(local storage)、離れているものをリモートストレージという。

どの程度離れたものをリモートと呼ぶかは文脈により異なり、コンピュータに直に装着されたものと対比して、LANなどを経由してアクセス可能な同じ施設内にある装置を指す場合と、インターネットなど広域的な回線網を経由してアクセスする、地理的に離れた場所にある装置を指す場合がある。

後者の場合、インターネット専用回線を通じてストレージへのデータ保管をサービスとして提供するものをリモートストレージサービスあるいはオンラインストレージサービスなどという。

(2019.6.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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