Micro SATA 【μSATA】 マイクロSATA

概要

Micro SATA(μSATA)とは、コンピュータ本体とストレージ(外部記憶装置)を接続するSATA規格のコネクタ仕様の一つで、小型機器向けの小さいコネクタとケーブルの仕様を定めたもの。

SATA規格は主にコンピュータに内蔵されるSSDハードディスク光学ドライブなどを接続するための規格で、150MB/sSATA 1.0)~600MB/sSATA3)でデータを伝送することができる。パソコンサーバなどの一般的な機種でストレージを接続する標準的な仕様として普及している。

Micro SATAは2007年にSATA Revision 2.6の一部として策定された。ノートパソコンなどの携帯機器に内蔵型の1.8インチハードディスクや同サイズのSSDなどを接続するのに適したコネクタ仕様で、データ7ピンと電源9ピンが横に並んだ薄型の形状となっている。ケーブルのドライブコネクタデータ用と電源用が一体化した構造になっているものが多い。

(2023.6.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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