リモート起動 【remote boot】 リモートブート / 遠隔起動

概要

リモート起動(remote boot)とは、コンピュータの起動(電源投入)をネットワークを通じて他のコンピュータからうこと。また、そのための仕組み。

WOLWake On LAN)などの規格に対応した特殊なネットワークインターフェースNIC)を持つコンピュータうことができる。WOL対応NICの制御チップコンピュータ本体の状態に関わらず常に通電しており、外部から特定のデータマジックパケット)を受け取ると本体の電源回路を操作して起動する。

リモートログインリモートデスクトップなどの設定が適切にわれていれば、電源投入後にそのまま遠隔からアクセスしてコンピュータを操作することができる。

リモート起動では起動するOSコンピュータ内部にインストールされているものを使用するが、管理用コンピュータからネットワークを通じてオペレーティングシステムOS)の起動イメージを伝送して起動する方式もあり、「ネットワークブート」という。

(2020.4.4更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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