mSATA 【Mini SATA】 ミニSATA

概要

mSATA(Mini SATA)とは、コンピュータ本体とストレージ(外部記憶装置)を接続するSATA規格のコネクタ仕様の一つで、携帯機器向けにコネクタを小型化したもの。ケーブルを使わずに筺体内部に設けられた専用のスロットに直接差し込むタイプの製品が多い。

SATA規格は主にコンピュータに内蔵されるSSDハードディスク光学ドライブなどを接続するための規格で、150MB/sSATA 1.0)~600MB/sSATA3)でデータを伝送することができる。パソコンサーバなどの一般的な機種でストレージを接続する標準的な仕様として普及している。

mSATAは通常のSATA規格よりも小型のコネクタを用いる仕様で、端子形状などはMini PCI ExpressPCI Express Mini Card)と共通となっている。信号形式などは異なるため、両対応になっているか片方のみの対応か注意する必要がある。小型のノートパソコンにカード型のSSDなどを装着するのに用いられることが多い。後継規格として「M.2」が用いられている。

(2023.6.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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