ストレージプール 【storage pool】

概要

ストレージプール(storage pool)とは、複数の物理的なストレージ装置の記憶領域をまとめて、仮想的な一つの大きなストレージとしたもの。ストレージ仮想化技術の一つ。

ハードディスクSSDなどのストレージ装置、それらを連結したRAIDグループなどが持つ記憶領域を専用のソフトウェアにより統合的に管理し、一台の大きなストレージ装置であるかのように扱うことができるようにする。

様々な実装技術があり機能や仕様に違いはあるが、内部を区画分けしてそれぞれにファイルシステムを作成したり、ストレージ装置を追加して容量を拡張したり、既存の装置を安全に取り外したり交換したりすることができるものが多い。データ保護などの機能は提供されないことが多く、必要に応じてRAIDなど他の技術と組み合わせる。

(2023.10.27更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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