アップタイム【uptime】
概要
アップタイムとは、システムが最後に起動してから現在までの連続稼働時間のこと。オペレーティングシステム(OS)の終了や再起動などでゼロに戻り、常時稼働が求められるサーバ運用では可用性の目安として参照される。

通常はOSのカーネルが起動した時点からのカウントを指し、電源投入からの経過時間とは異なる。OSの終了や再起動、異常終了(クラッシュ)が発生するとカウントはゼロに戻る。スリープやスタンバイなどの一時停止中はカウントが凍結され、復帰後に引き継がれる。
確認方法はOSによって異なる。UNIX系OSではuptimeコマンドやwコマンドで現在の値を確認でき、ロードアベレージが併記される場合もある。Windowsではタスクマネージャの「パフォーマンス」タブやsysteminfoコマンドで参照できる。クラウド環境や仮想マシンでは、ライブマイグレーションなどの影響により、表示上の値が物理マシンの稼働実態と一致しないことがある。
対義語は「ダウンタイム」(down time)で、システムが停止して利用できない時間を指す。常時稼働が前提となるサーバやインフラ系システムでは、アップタイムはシステムの安定性を示す尺度として扱われる。全運用時間に占めるアップタイムの割合を百分率で表したものを「稼働率」と呼び、サービスの可用性やSLA(サービスレベル合意)を評価する指標として用いられる。
日本語訳には「連続稼働時間」「稼働時間」「起動時間」などが充てられることがある。ただし、「起動時間」は、電源投入からOSが立ち上がり、操作可能になるまでの待ち時間を指す語としても使われており、英語の “uptime” にはその語義はない。文脈によって意味が変わるため区別が必要である。
(2026.6.18更新)