FCoE 【Fibre Channel over Ethernet】
概要
FCoE(Fibre Channel over Ethernet)とは、イーサネット(Ethernet)LAN上でFibre Channelのフレームを転送するプロトコル。LAN用の機材でSAN(Storage Area Network)を構築することができる。Fibre Channelの物理層とデータリンク層(MAC層)を10Gigabit Ethernet(10GbE)で置き換えたもので、Fibre Channelのフレームはカプセル化され、Ethernetフレームに格納されてネットワーク中を転送される。
FCoE対応のネットワークアダプタ(NIC)であるCNA(Converged Network Adapter)やFCoE対応ネットワークスイッチが必要になるものの、機材や配線の一部をLANとSANで共有することができ、両者をそれぞれ独立に構築するよりは効率的になる。
(2020.1.17更新)