MHz 【megahertz】 メガヘルツ

概要

MHz(megahertz)とは、周期的な現象の頻度を表す単位の一つで、1秒あたり何百万回起きるかを示したもの。1MHzは毎秒100万回を意味し、周波数や振動数の単位として用いられる。

周波数や振動数を表す基本となる単位は「Hz」(Hertzヘルツ)で、1Hzは毎秒1回を意味する。これに100万倍を表す接頭辞メガ」(M:Mega-)を付け加え、毎秒100万回を1とした単位をMHzという。1MHzは100Hzに相当する。

電波の場合、周波数がMHzで表される範囲のものを「メガヘルツ帯」あるいは「メガヘルツ波」と呼ぶことがある。波長を基準に「中波」(MF)「短波」(HF)「超短波」(VHF)に分類され、ラジオ放送やテレビ放送、各種の無線通信などに使われている。

電子回路や半導体チップの同期信号の周波数でもよく用いられる単位で、コンピュータマイクロプロセッサMPU/CPU)やメインメモリRAM)ではデータの伝送や処理の速さを表す指標の一つとして用いられる。

(2021.3.3更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる