ユーザーモード【user mode】非特権モード/unprivileged mode

概要

ユーザーモードとは、マイクロプロセッサCPU/MPU)の実行モードの一つで、一部の機能や命令の使用が制限されたモード。利用者(ユーザー)が操作するアプリケーションソフトなどを動作させるモードとして設計・想定されているためこのように呼ばれる。
ユーザーモードのイメージ画像

現代的な設計のプロセッサは複数の動作モードを持っており、すべての機能や命令を無制限に使用できるカーネルモード特権モード/スーパーバイザモード)と、何らかの制約が加えられているユーザーモードに分かれている。

ユーザーモードはアプリケーションソフトミドルウェアなど、主に利用者が直接触れるソフトウェアを動作させるための実行モードである。実行中のプログラムに何らかの瑕疵や問題があっても影響がシステム全体へ波及しないよう、ハードウェアへのアクセスなどコンピュータの制御に関わる重要な機能の利用には制約が課せられている。

一方、オペレーティングシステム(OS)のカーネル(中核部)などは制御のためにコンピュータ全体への無制限のアクセスが必要になるため、カーネルモードで動作する。アプリケーションがハードウェアの機能を利用したい場合などには、システムコールなどを通じてカーネルモードのソフトウェアに処理を依頼する形を取る。

他の辞典等による「ユーザーモード」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「ユーザーモード」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
令1修6 問11】 ユーザモードにおいて,プログラムの実行中に割込みが発生した時の①~④に示すプロセッサの処理の順序として,適切なものはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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