MB/s 【megabytes per second】 メガバイト毎秒
概要
MB/s(megabytes per second)とは、データ伝送速度の単位の一つで、1秒間に何百万バイト(何メガバイト)のデータを送れるかを表したもの。毎秒100万バイト(1メガバイト)のデータを伝送できるのが1MB/sである。「M」(メガ)はSI単位系で100万倍を表す接頭辞で、「B/s」(bytes per second:バイト毎秒)の100万倍を表す単位であるためこのように呼ばれる。MB/sの1000分の1は「kB/s」(キロバイト毎秒)、1000倍は「GB/s」(ギガバイト毎秒)という。
データ伝送速度の単位としては、1秒間に伝送できるビット数意味する「bps」(bits per second:ビット毎秒)もよく用いられるが、8ビットで1バイトなので、1MB/sは8Mbps(8メガビット毎秒)に相当する。
MiB/s (メビバイト毎秒/ミービバイト毎秒)
ITの分野では10のべき乗より2のべき乗のほうが扱いやすいことがあるため、IEC(国際電気標準会議)では2の20乗(約105万)倍を表す接頭辞として「Mi」(Mebi-:メビまたはミービ、mega-binaryの略)を定めている。バイト毎秒の220倍は「MiB/s」(Mebibytes per second:メビバイト毎秒/ミービバイト毎秒)となる。
(2023.8.23更新)