読み方 : ティーピーシー
TPC【Transaction Processing Performance Council】トランザクション処理性能評議会
概要
TPCとは、コンピュータシステムの性能評価の方法や基準などを策定する業界団体の一つ。世界の大手コンピュータメーカーなどが参加しており、データベースシステムなど企業の情報システムで用いるシステムの性能指標の策定を行っている。

コンピュータシステムの性能はCPUやメモリなどの構成要素の理論上の最高性能だけで決まるとは限らない。機種によらず同じ条件で性能を比較できるようにするため、モデルとなるプログラムとデータを用意して実行し、単位時間あたりの実際の処理件数を計測する「ベンチマークテスト」という手法がよく用いられる。
TPCは企業などの業務システムなどに用いられる比較的規模の大きいコンピュータシステムを対象に、標準的なベンチマークテストの開発を行っている。各メーカーのコンピュータ製品についてテストを実施し、結果を公表している。ソフトウェアの種類や処理の種類によって多数の指標を公開している。
TPC-C / tpmC
TPC-Cは1992年に策定されたベンチマークで、最も有名で頻繁に引用される指標である。卸売業の注文や支払いを模したテストプログラムを実行し、1分あたりに処理するトランザクション件数で性能を評価する。「tpmC」(transaction per minute C)という単位で結果を表記する。システムの価格や耐用年数などから処理1件あたりにかかる費用を「Price/tpmC」という単位で評価することもある。
(2025.10.7更新)