ガジェット【gadget】デジタルガジェット/digital gadget

概要

ガジェットとは、小型で携帯しやすく、特定の機能や用途を持つ電子機器の総称。スマートフォンやタブレット端末、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、携帯ゲーム機などが含まれ、個人向けのデジタル機器全般を広く指す語として使われる。
ガジェットのイメージ画像

もともとは英語で「気の利いた小道具」「便利な仕掛け」を意味する語であり、電子機器に限定されない。現代では、デジタル技術を利用した個人向け機器を指す用法が中心で、日本語でも外来語として「ガジェット」がそのまま定着している。小型の生活家電などとの境界は明確ではないが、比較的小型で個人利用を前提としたデジタル機器に使われる傾向がある。

あえて「ガジェット」という呼び方をする場合は、目新しい、珍しい、マニア向け、といった含意が伴うことが多い。実用性だけでなく、面白い仕掛けや独自の機能、これまでにない新機軸を持つ機器に対して使われやすく、テクノロジー系メディアやSNSでは新製品のレビューや紹介が盛んに使われている呼称である。

近年のガジェットは通信機能やセンサー、小型ディスプレイを内蔵した製品が多く、他の機器やクラウドサービスと連携して動作するものが多い。例えば、スマートウォッチがスマートフォンと連動して通知を表示したり、健康データを記録したりする仕組みが知られる。IoT機器の普及に伴い、音声操作対応スピーカーやネットワーク接続型照明といったスマートホーム関連製品もガジェットとして扱われることがある。

ソフトウェアの分野では、デスクトップ画面やサイドバーに表示する単機能の小型プログラムをガジェットと呼ぶことがある。時計、天気予報、カレンダー、CPU使用率の表示など、特定の情報を常時画面に表示し、利用者がアプリを起動する手間なく素早くアクセスできるよう設計されている。過去のWindowsでは「デスクトップガジェット」の名称で提供されており、プラットフォームによっては「ウィジェット」(widget)とも呼ばれる。

(2026.5.27更新)
 

他の辞典等による「ガジェット」の解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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