QPS 【Queries Per Second】 クエリ毎秒

概要

QPS(Queries Per Second)とは、検索システムデータベースなどが1秒間に外部からの問い合わせ(クエリ)を処理する件数。平均して1秒間に1件のクエリを処理できる速度が1QPSとなる。

データ検索や取得などの問い合わせ要求をどのくらい素早く大量にさばくことができるかを表す処理速度の単位で、文書の全文検索システムデータベース管理システムDBMS)などの性能指標として用いられる。

要求(リクエスト)-応答(レスポンス)型のシステムの場合にはほぼ同じ意味の指標として「リクエスト毎秒」(RPS:Requests Per Second)が、トランザクション管理システムなどではトランザクション処理を単位として「トランザクション毎秒」(TPSTransactions Per Second)が用いられる。

(2020.11.13更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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