Intel AMT 【Intel Active Management Technology】 インテルアクティブマネジメントテクノロジー

概要

Intel AMT(Intel Active Management Technology)とは、米インテル(Intel)社のマイクロプロセッサ(CPU/MPU)製品の一部に採用されている、コンピュータを遠隔管理するための機能のセット

企業などで多数のコンピュータを管理しなければならない時に便利な機能がいくつか提供されている。管理者がネットワークを通じてコンピュータの状態を調べたり、遠隔操作したりすることができる。

制御部が本体の電源とは独立に常に通電されているため、本体電源がオフでも制御や監視をうことができ、遠隔からの電源オン/オフを指示することもできる。オペレーティングシステムOS)や一部の装置が正常に機能していなくても利用でき、遠隔からのOSインストールなど、OS上で動作するソフトウェアではできない操作を実行することができる。

同社では企業などの情報システムの一部として使用する際に便利な機能を「vPro」(ヴィープロ)ブランドで展開しており、Intel AMTはその機能の一部として提供される。vPro対応のIntel CoreシリーズプロセッサやXeonプロセッサなどに組み込まれている。

(2019.9.11更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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