スタックポインタ 【stack pointer】
概要
スタックポインタ(stack pointer)とは、マイクロプロセッサ内部(MPU/CPU)でデータを保持するレジスタの一種で、スタックと呼ばれるメモリ領域の現在の操作位置を保持するためのもの。スタック(stack:「堆積」の意)とは、平積みした本のように、後に入れた要素から先に取り出すというルールで管理される記憶領域で、プログラム実行中の一時的なデータ置き場として常用される。
スタックポインタはメモリ上に確保されたスタック領域の中で次にデータを書き込むべき番地を保持する。CPUがスタックへの書き出しを指示するとスタックポインタの値は書き込んだデータの長さの分だけ増え、読み出しを指示すると読み出されたデータの長さだけ減る。
(2020.2.19更新)