ジオタグ 【geotag】 ジオタギング / geotagging

概要

ジオタグ(geotag)とは、画像や動画、SNSの投稿などのデータに付加される「データについてのデータ」(メタデータ)の一種で、撮影や投稿がわれた地球上の位置情報を表すもの。ジオタグを付加する操作や処理を「ジオタギング」という。GPSなどで観測した情報を緯度や経度で表すことが多い。

スマートフォンなどの携帯端末GPSなどで現在地の緯度や経度を検知する機能があり、これを利用して、データファイルに保存したりネットワークで送受信する際に付加情報として関連する位置情報を追加する。

写真や動画に撮影日時などと共に記録する際に利用され、ファイル形式の仕様に格納するデータの種類や形式についての規定がある。また、SNSなどのネットサービスで発言や画像を投稿する際に現在位置を追加できる場合があり、閲覧者に投稿内容と共に投稿場所が表示される。

ジオタグが付加される設定になっていることに気づかずに撮影や投稿をうと、望まない相手に意図せず自分に関連する場所についての情報を知らせてしまう危険性がある。ファイルに埋め込まれている場合には単に画像などを表示しただけではジオタグの存在や内容を確認できないことが多いため、取り扱いに注意が必要である。

(2023.4.5更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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