読み方 : シーピーユーしようりつ
CPU使用率【CPU utilization】CPU usage
別名 :CPU利用率/CPU負荷率
概要
CPU使用率とは、ある単位時間内にCPUがプログラムの処理に費やした時間の割合。オペレーティングシステム(OS)やアプリケーションによるCPU資源の利用状況を示す基本的な性能指標で、個々のプロセスごとの値とシステム全体の合計値がある。

CPU使用率は0%から100%の値で表される。0%はCPUが処理を行わず待機状態にあることを意味し、100%は対象のCPUコアが処理で占有されている状態を示す。タスクマネージャやシステム監視ツールなどでリアルタイムに確認できる。
使用率が高くなる原因は様々である。動画のエンコードや3Dレンダリング、科学技術計算といった負荷の高い処理を実行している場合は正常な範囲である。一方、特に負荷の高いプログラムを実行していないのに高い値が続く場合は、無限ループなどプログラムの不具合による暴走や、処理能力を超える要求の集中が疑われる。
使用率が100%のまま低下しない状態では、システム全体の動作が遅くなったり、利用者の操作に応答しなくなったりすることがある。ただし、現代のOSのほとんどは「プリエンプティブマルチタスク」方式を採用しており、OSが実行中のプログラムを強制的に切り替えながらCPU時間を配分するため、システムが完全に停止する事態は起こりにくい。
近年のCPUは複数のコアを備えるものが一般的であり、システム全体のCPU使用率は各コアの値を平均した数値で表示されることが多い。例えば、4コアのCPUで1コアだけが100%で動作している場合、全体の表示は25%となる。仮想化環境やサーバ向けOSでは、特定のプロセスがCPU資源を占有して他の処理を阻害しないよう、使用率の上限を設定できる機能を持つものもある。
(2026.7.8更新)
関連用語
他の辞典等による「CPU使用率」の解説 (外部サイト)
資格試験などの「CPU使用率」の出題履歴
▼ 基本情報技術者試験
【平25修1 問19】 コンピュータシステムの運転状況を集計したところ,各月のCPUの使用率と遊休時間の合計は表のとおりであった。この3か月間におけるCPUの平均使用率は約何%か。