読み方 : ユーディーアイディー
UDID【Unique Device Identifier】
UDIDとは?
米アップル(Apple)社のiOS端末(iPhone/iPad/iPod touchなど)の個体ごとに割り当てられている識別コード。利用者が削除・変更することはできず、端末を初期化しても値は変わらない。

製造時に個体ごとに割り当てられるシリアル番号やECID(Exclusive Chip Identification)などの情報から一定の手順で算出される識別番号である。16進数表記で旧方式では40桁、2018年以降の新方式では24または25桁で構成される。
iOSのシステムが内部的に使用するほか、開発者がテスト用端末をAppleのサービスに登録する際に必要となる。開発中のアプリを実機で動作確認するには、対象端末のUDIDをApple Developer Portalに登録しなければならず、登録された端末にのみアプリの配布・実行が許可される仕組みになっている。
当初、UDIDはアプリからも自由に取得できたため、利用者や端末の識別、設定情報の管理、広告配信の効果測定、複数アプリをまたいだ行動追跡など幅広い用途に活用されていた。しかし、端末を買い替えない限り値が変わらない性質から、個人の行動を長期にわたって追跡できるとしてプライバシー上の問題が指摘されるようになった。
同社はこれを受けて方針を転換し、2013年からサードパーティアプリによるUDIDの取得を禁じている。現在は代替として、同一開発者のアプリ間で共通の「IDFV」(Identifier for Vendor)や、利用者がリセットあるいは無効化できる広告識別子「IDFA」(Identifier for Advertisers)が用いられている。