UDID 【Unique Device IDentifier】

概要

UDID(Unique Device IDentifier)とは、米アップル(Apple)社のiOS端末(iPhone/iPad/iPod touchなど)の個体ごとに割り当てられている識別コード

製造時に個体ごとに割り当てられるシリアル番号やECID(Exclusive Chip Identification)などの情報から一定の手順で算出される識別番号で、利用者が削除・変更することはできない。2018年9月以降発売の機器はそれ以前とは異なる形式を採用している。

利用者が普段意識することは少なく、iOS向けアプリ開発する際、同社サービスにテスト用端末を登録するために必要となる。iOSシステム機能も内部的に使用しているとされる。当初はアプリでも自由に取得して利用者端末の識別・同定に用いることができたが、同社は2013年からアプリによる使用を禁じる方針転換をっている。

(2020.2.4更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる