オンサイト保守 【on-site maintenance】 オンサイトメンテナンス / オンサイト修理

概要

オンサイト保守(on-site maintenance)とは、顧客に販売した製品をメーカーなどが保守する手法の一つで、担当者が設置場所に出向いて保守うこと。

メーカーや販売代理店などの保守要員が、顧客が製品を利用している現場に出向き、故障した製品の修理、稼働中の製品の点検、消耗品の交換などの保守作業をう。利用者は事前に電話や電子メールWebサイト入力フォームなどで現況を細かく報告し、日時の交渉などをう必要がある。

引き取りや交換よりも緊急性を要する場合や、利用者自身には対応できない高い専門性が求められる場合などに利用されることが多い。主に法人向け製品や、家庭向けでも移動が容易でない大型家電(冷蔵庫や洗濯機など)、コンピュータなど専門知識を要する製品で提供されることが多い。

一方、製品を利用者がメーカーなどのサポート拠点に配送し、事業者が修理などをって送り返す方式を「センドバック保守」という。企業や製品によってはオンサイトセンドバックを選択できるようになっている場合もあるが、オンサイトの方が料金が高額となるのが一般的である。

(2023.11.2更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる