オンサイト保守 【on-site maintenance】 オンサイトメンテナンス / オンサイト修理
メーカーや販売代理店などの保守要員が、顧客が製品を利用している現場に出向き、故障した製品の修理、稼働中の製品の点検、消耗品の交換などの保守作業を行う。利用者は事前に電話や電子メール、Webサイトの入力フォームなどで現況を細かく報告し、日時の交渉などを行う必要がある。
引き取りや交換よりも緊急性を要する場合や、利用者自身には対応できない高い専門性が求められる場合などに利用されることが多い。主に法人向け製品や、家庭向けでも移動が容易でない大型家電(冷蔵庫や洗濯機など)、コンピュータなど専門知識を要する製品で提供されることが多い。
一方、製品を利用者がメーカーなどのサポート拠点に配送し、事業者が修理などを行って送り返す方式を「センドバック保守」という。企業や製品によってはオンサイトかセンドバックを選択できるようになっている場合もあるが、オンサイトの方が料金が高額となるのが一般的である。
(2023.11.2更新)