読み方 : しかつかんし
死活監視【alive monitoring】生死監視
概要

確認の方法としては、監視側から対象に向けて一定間隔で信号やパケットを送り、応答の有無を調べる方式が最も一般的である。ネットワーク機器やサーバに対しては一定間隔でICMPパケットを送り応答を待つ「ping監視」がよく用いられ、機器までの回線経路の健全性と機器が応答できる状態か否かを確認できる。
より上位のアプリケーション層では、WebサーバにHTTPリクエストを送って正常な応答コードが返るかを調べるといった外形監視が用いられる。機器自体が起動していてもサービスが応答しなければ意味がないため、ping監視より実態に近い稼働確認ができる。データベースや業務アプリケーションに実際の処理要求を送って動作するか確認する手法も用いられる。
一定時間内に応答がない場合は、対象が機能を停止しているとみなして管理者に通報・警告したり、自動的に再起動させたりする仕組みと連動していることが多い。ある程度以上の規模のシステムでは、監視情報を監視サーバに集約し、管理画面での一覧表示やメール、チャットによる通知と連動させる仕組みが構築される。「Zabbix」や「Nagios」「Datadog」「Mackerel」といった専用ツールが使われており、複数の機器やサービスをまとめて管理できる。
死活監視はあくまで「動いているか否か」を判別するものであり、CPU使用率やメモリ消費量、ディスク容量といった内部の詳細な状態は把握できない。こうした情報を得るため、リソース監視やログ監視など他の監視手法と組み合わせて運用されることも多い。社内のサーバを同じネットワークの別の端末から監視することもあれば、クラウドサービス上の仮想サーバやIoT機器を遠隔からかにする場合もある。
(2026.5.27更新)