ローカルサービスデスク 【local service desk】

概要

ローカルサービスデスク(local service desk)とは、情報システムに関するサポートを提供するサービスデスクの設置・運用形態の一つで、利用者に物理的に近い場所に要員を配置する方式。

サービスデスクヘルプデスクとも呼ばれ、顧客や従業員などから製品や情報システムについての技術的な問い合わせを受け付けたり、障害・故障などの問題に対応する部署である。

サポート要員の配置方式にはいくつかの類型があり、オフィスや客先など実際に利用者が存在する物理的な拠点・施設(や、その近く)に分散してチームを配置し、サービスデスク部門全体は通信ネットワークなどを活用して連携を取る方式をローカルサービスデスクという。

一方、一か所の拠点にほとんどの要員を集中的に配置し対応する方式を「中央サービスデスク」という。顧客サポート部門などに多く見られる。また、グローバル企業などで、全世界の地理的に遠く離れた複数の拠点にチームを設置し、時差を利用して24時間途切れずにサポートを提供する方式を「フォローザサン」という。

(2021.11.11更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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