RLO 【Recovery Level Objective】 目標復旧レベル / 目標復旧水準
概要
RLO(Recovery Level Objective)とは、災害などで業務が停止した際に、あらかじめ決められた一定の時間内に復旧を目指す目標水準。また、情報システムが障害などで停止した際に、目標時間内に復旧を目指す水準。事業継承計画(BCP:Business Continuity Plan)などを策定する際に定められるもので、業務を停止させる事態(インシデント)の発生から、目標復旧時間(RTO:Recovery Time Objective)で定められた期限までに再開させる重要な業務やその復旧水準を意味する。
RLOは対象事業の重要性やRTOの長さによって異なり、また、高ければ高いほど対策にかかるコストは高騰する。経済産業省のITサービス継続ガイドラインでは「事故後、業務をどのレベルまで復旧させるか、あるいは、どのレベルで継続させるかの指標をいう」と定義している。
(2021.2.13更新)