トグル 【toggle】
概要
トグル(toggle)とは、留め釘、ダッフルコートの棒状のボタンなどの意味を持つ英単語。ITの分野では、同じ操作や処理によって二つの状態が交互に切り替わるような仕組みのことをこのように呼ぶ。コンピュータの操作画面上で、同じ操作によってオンとオフが切り替わるような操作要素を「トグルボタン」(toggle button)あるいは「トグルスイッチ」(toggle switch)という。メディアプレーヤーの再生ボタン(押すたびに再生と一時停止が切り替わる)などによく使われる。
プログラミングの分野でも、同じ処理や命令の実行によって二つの状態が交互に反転するような処理のことを「トグル動作」「トグル処理」などと呼ぶ。例えば「x=1-x」という代入文は、初期状態がx=0の場合、実行するたびにxが0なら1に、1なら0に切り替わる。
(2019.12.18更新)