サブスクリプション 【subscription】 サブスク / サブスクライブ / subscribe
概要
サブスクリプション(subscription)とは、予約購読、購読料、会費、寄付(金)、出資(金)、応募、申込、加入、署名、承諾などの意味を持つ英単語。雑誌などの定期購読といった意味があり、ITの分野では会員制のサービスへの加入や、定額制のコンテンツ配信サービス、定期的に利用権を更新するソフトウェアの販売方式などを指すことが多い。サブスクリプションサービス
会員制のサービスや機器の保守契約などについて、一定期間の利用権を購入することをサブスクリプションという。また、サービスへの課金方式として、「一回あたりいくら」という都度課金と対比して、契約期間中は利用し放題の定額課金のことをサブスクリプションという。
音楽や映像などの配信サービスは従来、作品ごとに都度課金して購入や視聴を行う方式が主流だったが、2010年代後半頃から一定の月額料金で全作品見放題、聴き放題のサービスが大きく加入者を伸ばしている。俗に「サブスク」と略されることが多い。
音楽や映像だけでなく、ビデオゲームや電子書籍などのオンライン販売でも定着しつつあり、IT・ネット業界以外でも、食品や飲料などの販売、家電や自動車などのレンタル、飲食店や施設・サービスの利用などでサブスクリプション方式による提供が試みられている。
ソフトウェアのサブスクリプション購入
従来、ソフトウェアの販売は機器の販売と同じように買い切り(売り切り)型で、購入時に一度料金を支払えば(そのバージョンについては)永続的に使用できる方式が主流だった。
近年では、サービスと同じように一定期間の利用権のみを販売し、継続利用する場合にはこれを更新するという方式が広まりつつある。このような販売方式をサブスクリプション方式という。このようなタイプのソフトウェアはコンピュータに導入済みであっても利用期限が過ぎて契約が切れると自動的に起動できなくなる。
(2020.7.9更新)