OLA 【Operational Level Agreement】 運用レベル合意書 / オペレーショナルレベルアグリーメント

概要

OLA(Operational Level Agreement)とは、企業などの組織内で、ITサービス運用・提供部門(IT部門)とITサービスの利用部門の間でかわされるサービスレベルに関する合意書。

提供するITサービス可用性や性能などの品質について保証する項目と水準を定めたもので、責任の範囲や所在、障害発生時の対応などについても規定する。通信速度や停止時間のように定量的に計測可能な項目について上限値や下限値、目標値などを定めることが肝要であるとされる。

一方、組織が顧客など外部に提供するサービスについて保証する品質を定めた合意文書は「SLA」(Service Level Agreementサービス品質保証)と呼ばれる。サービスを提供する企業ではOLAがSLAの根拠、裏付けとしても重要となる。

(2021.11.12更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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