物理サーバ 【physical server】
仮想化ソフトを用いると、物理的な一台のコンピュータのハードウェア上にソフトウェアによって仮想的に複数台のコンピュータを構築・稼働させ、外部に対してそれぞれがあたかも独立した一台のコンピュータのように振る舞わせることができる。
このように構築された仮想サーバ環境と区別するため、サーバのハードウェア自体のことや、その上に直接構築されたシステム環境を指して物理サーバという呼び方をする。
物理サーバ環境は一台が単一のシステムとして機能し、仮想サーバのように手軽に移転や保存、複製などを行うことはできないが、仮想化ソフトを介することなくハードウェアに直接アクセスできるため制約が少なく性能も高い。
(2020.2.1更新)