読み方 : ぜせいほしゅ
是正保守【corrective maintenance】
是正保守とは?
機械やソフトウェア、システムの保守作業の種類の一つで、発見された問題点を解消することを主眼に行われるもの。問題発生後に実施される対処型の保守であり、稼働中のサービスの継続性を確保するために行われる。

製品が利用者に引き渡され、実際の利用環境で稼働を開始した後に発生した問題や顕在化した欠陥について、これを是正して問題を解消するために行われる修正・更新作業である。具体的には、プログラムの不具合修正、設定ミスの訂正、データ不整合の修復、ハードウェア故障への対応などが含まれる。
利用者からの問い合わせや監視システムの警告、ログ分析などによって問題を検知し、影響範囲を調査した上で修正を行う流れとなる。修正内容は再発防止の観点から検証環境で確認され、その後に本番環境へ適用されることが多い。修正によって他の機能に悪影響(デグレード、リグレッション)が生じないかを検証することも重要である。
一方、問題として顕在化する前に潜在的な不具合などを解消する保守作業は「予防保守」、問題が発生したが根本的な対策が困難か時間がかかるため、とりあえず応急処理を施す保守作業は「緊急保守」という。また、仕様が古く新しい外部環境に対応できないなどの問題に対処するための修正は「適応保守」という。