ITF法 【Integrated Test Facility】 統合テスト法 / ミニカンパニー法

概要

ITF法(Integrated Test Facility)とは、コンピュータシステムを用いた監査手法の一つで、システムに監査用のダミーの口座などを作成しておき、運用中に実際に入力や操作をってみる方式。

業務システム内に設けられるIDや口座、勘定科目、取引先、部署などについて、監査用の架空の項目を作成する。本番環境で実際に業務をっている最中に、実際の取引や手続きの際にう操作や入力などをダミーの項目に対して試してみる。

あらかじめ用意した正しい結果と照合して、実際にったダミー項目に対する操作の結果が一致すれば、業務システムは正しく機能しており、業務が適正に遂行されていることが確認できる。架空の取引先企業などを用意することが多いため「ダミーカンパニー法」「ミニカンパニー法」とも呼ばれる。

(2024.7.9更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる