スニペット【snippet】
スニペットとは?
小片、切れ端、断片、抜粋、切り抜きなどの意味を持つ英単語。IT分野では文章やコードの中から切り出された短いまとまりを指すことが多い。情報の断片的な再利用、概要提示、入力補助など、様々な目的で用いられる。
コードスニペット
プログラミングの分野では、特定の機能を実現する短いコードのまとまりを「コードスニペット」と呼ぶ。条件分岐や繰り返し処理といった構文の枠組み、日付の変換、メールアドレスの形式チェックなど、多くのプログラムで繰り返し登場する処理をあらかじめ用意しておくことで、毎回ゼロから書く手間を省ける。
テキストエディタや統合開発環境(IDE)の中にはスニペットを登録・管理する機能が備わっているものがあり、短い文字列を入力するだけで対応するコードが自動的に展開される。チーム開発では共通のスニペット集を整備することでコードの書き方を統一する場合があり、開発効率の向上や品質を一定に保つ効果がある。
検索エンジンのスニペット
Web検索エンジンでは、検索結果の一覧に表示されるWebページの要約文を「スニペット」と呼ぶ。利用者がキーワードを入力すると、ページのタイトルやURLと共にスニペットが表示され、リンク先を開かずに内容の概要を把握できる。スニペットは検索エンジンが自動生成する場合と、サイト管理者がmetaタグなどで指定する場合があり、Googleなどでは特に有用と判断されたコンテンツを目立つ形で示す「強調スニペット」という仕組みも存在する。
