コンティンジェンシープラン 【contingency plan】 CP / コンチプラン
概要
コンティンジェンシープラン(contingency plan)とは、事故や災害など非常事態が発生した場合に備えて、対応策をまとめた計画。「緊急時対応計画」と訳されることもある。事業や業務の遂行を困難にする事象を想定し、それぞれについて予想される事態や損害の大きさを見積もり、組織や人員の行動計画などを定める。損害を軽減するための事前の対策などが含まれることもある。
「BCP」(Business Continuity Plan:事業継続計画)に似た概念だが、BCPが事象発生後の事業の継続や復旧に力点が置かれるのに対し、コンティンジェンシープランは発生直後に被害を最小限に抑えるための緊急対応・初動計画という意味合いが強い。BCPの一部としてコンティンジェンシープランを組み込むとする考え方もある。
(2020.1.24更新)