システム監査人 【systems auditor】 情報システム監査人 / information systems auditor

概要

システム監査人(systems auditor)とは、企業などの組織の情報システムについて監査を行う人。対象組織の長(経営者など)の依頼に基づいて独立した立場で監査を実施し、結果を報告する。

システム監査人のうち、当該組織に所属するが情報システム部門からは独立した身分・部門である場合を「内部監査人」、監査法人の監査人など組織に所属しない外部の専門家などのことを「外部監査人」という。

法律上の規制や免許などは特に存在せず、制度上は誰でも実施できるが、実際には情報システム開発運用と経営上の管理・統制の両方について深い見識と豊富な経験が求められる。

IPA(情報処理振興機構)が国家試験の情報処理技術者試験の一環として「システム監査技術者試験」を実施しているほか、ISACA(情報システムコントロール協会)東京支部が国際資格「CISA」(Certified Information Systems Auditor:公認情報システム監査人)を発行している。

(2025.1.17更新)

試験出題履歴

ITパスポート試験 : 令6 問42 令5 問37 令3 問55 令2秋 問48 平30秋 問53 平30春 問45 平28秋 問54 平28春 問39 平27秋 問35 平27秋 問36 平26春 問50 平25秋 問38 平25春 問47 平24秋 問51 平22秋 問39 平21春 問44
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。