読み方 : イーオーエル
EOL【End Of Life】
概要
EOLとは、「寿命の終わり」「(難病治療における)終末期」などの意味の英略語および英語表現。ビジネスの用語としては製品の販売や生産の終了を意味することが多い。

IT業界では、これまで販売してきた製品の新規の製造や出荷、受注などの終了、ソフトウェア製品などのサポート終了、修正・更新プログラムの提供終了などの意味で用いられることが多い。EOLを迎えた製品について、メーカーは不具合修正、セキュリティ更新、技術サポート、部品供給などの提供を停止することが多い。
ソフトウェア製品の場合、EOL済みの製品はセキュリティ上の問題が発見されても修正されないリスクを抱えることになる。特に、オペレーティングシステム(OS)やミドルウェア、ネットワーク機器のファームウェアなどがEOLに達した状態での継続運用は、サイバー攻撃の標的となりやすく、情報セキュリティ上の重大なリスク要因となる。
ハードウェア製品の場合、EOL後もパーツの在庫が存在する間は保守契約によるサポートを継続する販売元もあり、この期間を「EOSL」(End Of Service Life)と区別して呼ぶ場合がある。業務用の製品では何年も前にEOLを予告する場合があり、企業の調達・資産管理においては、EOL日程をあらかじめ把握して計画的に更新や置き換えを進める「ライフサイクル管理」が重要となる。
なお、販売終了を「EOS」(End Of Sales)、(ソフトウェアの)更新・修正終了を「EOM」(End Of Maintenance)などと区別する場合もある。そのような文脈ではEOLは製品の寿命の終わり、すなわち、利用者がそれ以上継続してその製品を使用すべきでない期限のことを意味することが多い。