ハウスキーピング 【housekeeping】 ハウスキープ処理

概要

ハウスキーピング(housekeeping)とは、システム運用に伴って発生する無駄なデータの削除などを定期的にい、長期的に運用可能な状態を維持すること。また、そのためにわれる定期処理。“housekeeping” とは「家事」「維持管理」などの意。

サーバなどを長期間運用すると、運用に伴って作成される一時ファイルや古いデータなどによってストレージ容量が圧迫され、性能が低下したり空き領域が足りなくなって運用継続が不可能になる場合がある。

ハウスキーピングはそのような事態を避けるために定期的にわれるメンテナンス処理や作業のことで、ログデータなど経時的に蓄積されるデータを古い方から削除、あるいは他の機器へ移転したり、要らなくなった古いプログラムファイル一時ファイルなどを削除する。

システム運用業務の一環として定期的に人力でう場合もあるが、専用のスクリプトなどを開発して休日や深夜などに自動実行するようにしたり、システムによっては自動的にハウスキーピングをなう機能が内蔵されている場合もある。

(2022.4.2更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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