ヘッド【head】
ヘッドとは?
頭、先頭、頂点、先端、代表者などの意味を持つ英単語。ITの分野では、機械の部品の終端部、先端部、対象に接する部分、などの意味でよく用いられる。

インクジェットプリンタのインク射出部(プリントヘッド)や、ディスクやテープを利用した外部記憶装置(ストレージ)の駆動装置の内部で、記憶媒体に接したり至近距離に近づける先端部分のことを意味することが多い。磁気記憶装置では「磁気ヘッド」、光学ディスクでは「光学ヘッド」という。
プログラミングやデータ構造においては、連結リスト(リンクトリスト)の先頭要素を「ヘッド」と呼ぶことがある。連結リストは各要素が次の要素への参照を持つ構造であり、ヘッドはその出発点となるノードを指す。ヘッドを失うとリスト全体への参照が断たれるため、操作の際には細心の注意が必要である。スタックやキューでも先頭要素をヘッドと呼ぶことがある。
機器やソフトウェアなどの構造で、(通常は用意されている)利用者と対話的に入出力を行う表示・操作部分が存在しない場合を「ヘッドレス」(headless)ということがある。例えば、入出力装置を取り外したコンピュータ本体や、対話的な操作画面を持たないWebブラウザなどをこのように呼ぶ。ただし、この意味で本来存在するユーザーインターフェース部分を指して「ヘッド」と呼ぶことはほとんどなく、もっぱら「ヘッドレス」という表現においてのみこのような用法が見られる。