SLC 【Single Level Cell】 シングルレベルセル / SLC NAND
メモリ装置は微細なメモリセルを大量に敷き詰めた構造となっており、各セルの物理的な状態の変化によりデータの記録を行う。SLCは素子内の電荷の有無を0と1に対応付ける方式で、セルに1ビットのデータを記録することができる。
一方、電荷を段階的に変化させることで3値以上の状態を識別し、多ビットの記録を可能にした方式をMLC(Multi-Level Cell:マルチレベルセル)という。同一のメーカーや世代の製品で比較すれば、SLCの方がMLCより動作が高速で信頼性が高く、消費電力も少ないが、容量あたりの単価は高くなる。
(2019.4.8更新)